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お願い&お断り

キケンフェイス(3級)

〜 どうせなら楽しく登りましょう!爽快なフェイス課題 〜
キケンフェイス topo

■信じられますか?この一つのボルダーには9本ものラインがあるのです。
JFAの「free fan #28」に「ローカルな人にしかわからない・・・」なんて書かれてしまっているこの岩のラインですが、いまやローカルな方に尋ねても正確なラインを指摘できる方は少ないようです。

右の写真中、(3)のピンチホールドは限定だとおっしゃる方がありました、いやいや(3)は使っていいんだよ、限定は(10)のガバだよとおっしゃる方や、逆に3級課題だから限定があるのはオカシイと言う方もおられたり・・・

ああ、こんなに素晴らしいフェイスなのに、限定、限定と口うるさく登られるボルダーというのは悲劇でございます。

過剰な限定にピリピリして登らせる事に初登者の意図があったとは思えませんから。

登るからには気持ちよく登りたい。あるがままの自然の造形美を楽しませて頂きたいのです。
キケンフェイス(3級)

トップアウトはけっこうな高さ。ランディングも一部が傾斜したコンクリートなので要注意です。

核心はスタートのホールドに乗り込むまでの低い位置。上部は比較的易しく技術的には安心して登れるワケですが、岩自体が大きく、高さがあるので注意するに越した事はありません。

ランディングは斜面になっており、すぐ脇を通る遊歩道の補強のためか、小石を混ぜて固めたコンクリートが右側に迫ってきています。これがスタートのホールドの下あたりで途切れて段差になっていて、悪い事にフォールしたら落ちるであろう場所にあたっています。この不安定な場所にマットを敷く事になるので、落下する度にマットがズレたり、跳ね上がったりと安定しません。マットの位置はコマめに修正を!もしマットが2枚あるなら1枚目で段差をなくし、その上に2枚目を敷くと良いかも・・・。
また、ここの地面は遊歩道側からの染み出しで湿っている事が多く、シューズの底を濡らしてスリップなどしないように注意しておきましょう。

最後のマントリングは高さもあるし、使えるホールドも乏しいのでこれまた要注意。パーミングで押さえて上がると意外にパワーを使います。ココが核心だよー、などと言う方もおられましたし、ココまで登っておきながら怖いからとマットへ飛び降りた方もありました。



↑クリックしても動画、無いよぉ〜(^^ゞ

「キケンフェイス」の動画、未撮影でーす。
(ウソ、ほんとは撮ってもらったんだけどイマイチなので・・・)

クリックしてもYou Tubeにはリンクしていませんのであしからず(^^ゞ

〜 限定ってなんだろう? 〜

笠置清掃
笠置ボルダー、ただいま清掃中!

今日は年に一度の笠置清掃の日!集合場所の駐車場には久々の懐かしい顔、顔、顔。 「元気だったぁー?今年もよろしくー!」・・・ひと通り再会を喜んだ後はシーズンの幕開けを告げる清掃活動のスタートです。

参加した大勢のボルダラーさんの人海戦術で、あっという間にきれいになるエリア。今回はゴミ回収後の分別の方が大変だったような・・・(^^ゞ

さあ!清掃の後は楽しいセッションがはじまりますよ〜〜!ボクの今シーズン最初の課題は何かな何かな?それは・・・

わーーーい!まずは「キケンフェイス(3級)」GETだよー。うれしいなー!うれしいなー!最近、昔と比べて岩に対する情熱が薄くなっていたんじゃないかと心配していたけど、やっぱりガンバった課題を落とせたときは心臓が早鐘のようにドキドキするし、ドーパミンもドバドバで、最高に気持ちイイ至福の瞬間を味わう事ができました。

しかし、この至福の喜びが数秒後には果てしない谷底へフリーフォールのグランドフォール!岩を降りてきたボクに一緒にセッションしてくれていた方がかけてくれた最初の言葉は「ナイス」でも「オメデトウ」でも無くって「最後に使った右のガバは限定なのでは?」の一言。

ええっ\(◎o◎)/!え?え?限定って?だって、だって、核心越えちゃってるわけだし、ホントに限定なの?・・・が、実はその方も限定があるかどうかは確信が持てず、ただボクに尋ねて確かめたかっただけらしいのです。
うむむ、ここが触れずにダイレクトに上のカチをとりに行くんだったら背の低い者には絶望的なリーチ課題となってしまうのでは?せっかくの名作課題が可愛そう・・・(。≧Д≦。)

笠置清掃のこの日、大勢のローカルなボルダラーさんが集まっているにも関わらず、ボクが尋ねた中にその”限定”の存在を知る方はおられませんでした。逆に限定など無いという年配のボルダラーさんとはお会いできましたよ。

そのオジサマ・ボルダラーは、「どこを使って登ってもキビシめの3級だよ、気にせず登ればええんちゃう?ボルダーなんて自己満足の世界だし自分が納得できればヨシでしょ」なんて言ってくれた。

・・・なるほど。

ちょっと考えれば分かるような気がします。そもそも限定とはなにかなぁ?と考える時、答えは単純明快、岩の”その部分”を使わないことによって課題を面白くする為に他ならないわけでしょう。
つまりはこの法則が当てはまらない場合、”限定”の意味は失われるわけです。

案外、この岩を登り飽きたクライマーさん戯れで色んなホールドを大した意味も無く”限定”して遊んでいたのを見た第三者が”限定”があるものと思い込んで広めてしまっているのかもしれませんね。

無意味な限定は百害あって一利なし!純粋なボルダリングのエッセンスを楽しみたいものです。
皆さんはどう思いますか?    (もーりん)

2011/01/16作成 (2013/02/23更新)
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