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アスレチックコーナー(4級/5.10+)

〜 池ポチャ必至?渇水期限定のレア課題 〜
アスレチックコーナー topo

■そこにあるのに登れない、それは知ってか知らずか男心をもてあそぶ乙女のようでゴザイマス。

待って待って、やっと巡り来たチャンス。核心は池の水位が下がった時、つかの間に緩めた処女のごとき鉄壁のガードをいかに押し広げて行くか・・・

そこそこの高さ、落ちれば間違いなく水の中。登りはじめれば引き返す事のできない恋愛にも似たプロブレム。

技術など要りませぬ!この課題はメンタルで登るのです!

乙女ごころは熱いハートで落すのです!
アスレチックコーナー(4級)

マットなし、落ちたら池ポチャ・・・全てを理解した上で、自己責任で。

■グレードはわずかに4級ながら、リスクがてんこ盛りの課題です。ハイボールとは言わないまでも高さは4mとかなり高め。

■渇水期にチョコンと顔を覗かせる取り付きのランディングは狭い上に傾斜もキツく、もちろんマットなど敷けません。何より、この取り付きまでのアプローチが大変、池に落ちないように細心の注意で岩を渡って、シダの中に顔を突っ込みながら何とかスタート地点に付く事ができます。

■1歩目の右足を置く箇所は普段は水面近くにあるせいか、表面の状態が悪く、アンダーを効かせるために力を入れて蹴り込む必要があるのにボロボロ崩れて滑りやすいので注意しましょう。

■レイバックの体勢に入ってからは落ちる事が出来ません。この体勢でのフォールはコントロールを失っての池ポチャ必至。ヤバくなったら、むしろ後ろ向きに跳んで池に飛び込んだほうがランディングの岩への衝突が避けられるので良いかもしれません。

■北山池への転落や飛び込みはハイカーや他の公園利用者の方からヒンシュクを買う可能性もありますので、何よりも細心の注意でお願いいたします。



2011.02.20撮影 climber : もーりん

岩の下部、色が白く変わっているあたりまで普段は水があるんだよねー。

渇水期にしか登れない貴重な課題。

1度登ってしまえば何度でも登れそうな易しい課題ではありますが、危険な課題には違いありません。

どうぞ、細心の注意で!


〜 ダイビングドームで、ひとり上手っ(^^ゞ 〜

水位の下がった北山池
▲北山池の水、少なっ!水位が
 下がればチャンスの到来だね!

うれしがるオヤジ
▲サイコーの4級GETです∩^ω^∩

4級! うお〜〜〜ん! こんなにうれしい4級は初めてですぅううーーー!!! 4級でも・・・4級だけど・・・ うえーーーん!感無量ぉーーーー。・゚・(ノД`)・゚・。

今日のボルダリングは荷物が多いっ!重っ! 予備の下着に、予備のシャツ、予備のクライミングパンツ、靴下の予備まで詰め込んで、いざ北山公園へ。 そうです!それはもちろん、池ポチャ対策! 登るボルダーはもちろん「ダイビングドーム」!

先週、労災のケガから復帰しての久しぶりに訪れた北山でボクが目にしたものは・・・!それはココ数年来(つまりボクがボルダリングを始めて以来なんだけど)、初めて見るほどに水位の下がった北山池でしたぁ!

「ダ・・・ダイビングドームが登れるっ!」

しかしながら、この日は私用で短時間で北山を去らねばならず、待ちに待っての1週間後のトライとなりました。2、3日前にまとまった雨が降って心配したんだけど雨の影響は全く無いくらいに水位が下がったまんま。うれしー!

さあ、兎にも角にも取り付きまで降りてみなきゃ!けっこうアプローチがタイヘンだなぁー!シダを掻き分け掻き分け、木の枝を掴んで池から覗いている岩と岩を大股で乗り継いでやっと取り付きの岩の上へ!体中、枯れたシダの葉っぱだらけ・・・。 で、初めて下から見上げるダイビングドームは・・・おおお〜〜〜!感激です!

上部はクラックを挟んで左側が前傾、右側がスラブ。 まったく相反する表情。 左の前傾壁を登ってありえないマントルをかえすのが「ザ・マントル」、初段のプロブレムなんだけど、マントル反してもまだスゴイ傾斜を残していてボクなどには絶望的。ありえないのでこっちは始めっから却下です。

んで、右のスラブへ抜けるプロブレム。「アスレチック・コーナー」は、わずかに4級。登るならこっちなんだけど・・・だけど・・・尋常ではない何かが要求されているような・・・

高さ4m!   マットは敷けない!!  ランディングは狭くて傾斜!!!  落ちると間違いなく池ポチャ!!!!

おーほっほっほ!ゾクゾクするじゃあーりませんかぁ!こんな課題がボクは好きだー!え?4級程度の課題にリスクを負いたくない?いえいえ、グレードにはこだわらないのです。以前ロクガのイベントで茂垣敬太さんが語ってくれたけど、自分にとってのカッコイイと思える課題を登りたい!正に今、見上げているダイビングドームは北山に残された数少ないボクにとってのカコイイ岩!

さあ!まずはホールドのチェックをしましょー。 スタートのアンダー。思っていた以上に悪すぎ! 保持するには右足をけっこう強く右の岩面に踏ん張らなくっちゃならない ・・・んだけど普段は水面近くにあるだろう岩面にスメアで乗せると、表面がボロボロと崩れて足が滑ってしまう。うむむ(>_<)

そんな中、やっと騙し騙し乗せられるポイントを発見。踏み込んでアンダーを効かせて・・・さあ、左手でクラックの交点を取りに行きましょう。下部では斜上する右と左のクラック。 それが途中でアルファベッドの「Y」の字を逆さまにした形で途中で交わり、そこから真上に走っている。

交点まで取って降りてくる。その先へ行くともう戻れない。登れるか、池に落ちるか。デッド・オア・アライブの世界。うーーーん。チョット待て、まだ心の準備が・・・ 4級なれど、落ちれば寒中水泳。 その前に取り付きの岩に直撃しての池ポチャかな?落ちそうになったら思いっきり後ろ向きに跳んで池に直接飛び込んだほうがダメージはないだろうな。

あれれ?さすがのボクもチョット怖くなってきたのかな?あれれ?引き返すのぉ?苦労してシダを掻き分け降りてきたルートを帰るボク。 じゃ、今度は上部から偵察。下からだとけっこう寝ているように見えたスラブ面だけど、それはクラックを挟んで左側に前傾した岩の部分があったからで、前傾壁と比較してしまったために寝ているように見えただけらしい。上から見てみるとかなりの傾斜の残るスラブだと気付く。

うーーーん、更に怖くなってきたボク。クラックの延長上に角度は悪いけど使えそうなホールドがあるなぁ。でも、ココまで届くかな?うーーん。うーーーーーん。どうしよう、どうしよう・・・。あーあ、やってしまった。グズグズしていたから恐怖心が出てきちゃった。

ボクはバンジージャンプが好きなんだけど、あれって最初の「スリー・ツー・ワン・・・バンジぃー!」で跳べないと2度目はもっと跳び出すのに勇気が必要になってくるんだよなぁ。考えるのはいいけど、考え過ぎちゃいけない。クライミングだって同じような部分があるんだろうな、きっと。

あー、タイミングを逃した。踏ん切りがつかない!後一押し何かが欲しいよぉー。 誰か誘ってくれば良かった。ギャラリーが一人いるだけで突っ込んでいけそうな気がする。だけど、相変わらず起きたいときに起きて、出かけたい時間に出かけてくるボクですから〜〜〜。だれか、お知り合いが通らないかな?でも、ボクの横を通るのはハイカーさんばかり・・・。

うむむ。では、登る姿を動画撮影するのってどうだろう?いままでにカメラで撮っているってだけで少なからずモチベーションが上がることは体験済み。でもなぁー。撮るったって、そんな場所ないよー、池のすぐ側だし、狭いし・・・ま、強いて撮影するとしたら対岸から・・・?

で、バッテリーも十分余っていそうなのでカメラを対岸にセットしに行ってみました。さあ、ホントにコレでモチベーションがあがってくれっかな?はい、ムービーモードでシャッターをピッ!

さあ、そこから足早に北山池を回り対岸のダイビングドームの上に。手早くシューズを履いて、チョークアップ。回収がわずらわしいので据え置き型のチョークバックは持って降りずにシダを掻き分け取り付きへ〜〜〜!おおっと!シューズの底を見たら右のシューズに水分が付いている!濡れた土を踏んだかな?それとも池の近くの岩が湿っていたのか?タオルも持って降りてはいないので素手で擦って水分を落す。この課題は右足はけっこう重要。

そして今度はさほどためらう事も無くスタートが切れましたぁ!やっぱりカメラ作戦が大当たりみたいです。「YouTubeにアップしたときにヘッポコぶりが映っていたらイヤだなぁー」とか、「池ポチャ動画が撮れたら笑いを取れるのにな」とか、なんともイヤラシイ考えが頭をよぎって恐怖心を打ち消しちゃったなんて、恥かしながらナルちゃんしていると言うか、ひとり上手と言うか・・・えへへ(^^ゞ

まずはアンダーで取り付き右足をザラザラと崩れていくような悪いスタンスに踏ん張って左をクラックの交点へ。左手の上のクラックに右手を入れて右足をスタートのアンダーホールドの上へ。そして今度は左手をクラックから飛び出た前傾したカンテへ!さあ、レイバックの体勢。この体勢になったらやり直しは不可能。登るか池ポチャか?前傾カンテの左側のリップをマントルすれば初段なんだけど、ボクはそのままコーナーのクラックに戻り、スラブを登ります。チェックしておいた上部のホールドが何とか使えて・・・

おおお!の、登れたぁああ!ダイビングドーム、「アスレチック・コーナー」登れたぁああ!この課題は技術も何もいらん!メンタルだけでしたっ!

あーーーん、怖かったよー(ToT) 絶対落ちれない恐怖からか、必死に登った腕を見るとあっちもこっちも擦り傷だらけ・・・余裕のカケラも無かったんだろうねー。

あーーー、でもウレシイ!久しぶりにはしゃいででしまう!通りがかりのボルダラーさんに無理やり頼んで記念撮影。4級だけど、ヘッポコオヤジが1撃出来るような課題だけど、なんか近年無いくらいのアドレナリンを出しまくったみたい。近年に無いくらいの達成感。落ちれない恐怖と言うものがこんなに心地よいものだなんて!フリーソロをする人たちってこんな心地よさを求めてロープを拒絶してまで高い壁を登るのでしょうか?わずかに4mのボルダーでフリーソロと結びつけるのもなんですが・・・(^^ゞ

でもでも、キモチイイ!もう今日はほかの岩など登りたくはありません。時間はまだまだ早いけど、この至福の気持ちを持って家に帰るとしましょう!今日はいい夢が見られそう(^O^)/    (もーりん)

2011/02/24作成
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